33日目 函館〜長万部
初のライダーハウスでの宿泊は相部屋の人達にも恵まれ、快適でした。
8時に起床してから、オーナーに別れを告げ出発。
今日は最初に函館の朝市、次に日本で一番参拝するのが過酷だと言われている神社【太田山神社】に行く予定です。
まずは朝市
朝から活気溢れるこの市場は、函館駅の目の前にあります。
新鮮な魚が安く買えるので、観光客で賑わっていました。
ご飯の大盛りがプラス100円だったので、大盛りを頼むことに。
このボリューム。
しっかりいくらまで入ってる。
東京で食べたら1000円はくだらなそう。
やっぱり新鮮な魚は美味しいです。
日本一周していて感じるのは、地方の美味しい料理は大体東京で食べれてしまうということ。
だからこそ、旅中は漁港で漁れた新鮮な魚などの"今しか食べれない味"に惹かれます。
だからっていつも海鮮丼食べまくってたらお金が無くなりますが。笑
帰ったらいっぱい美味しいもの食べたいな、、、
そんな今日の昼ごはんは北海道限定のコンビニチェーン店の【セイコーマート】で売ってる
ピリ辛ザンギ焼きそば(154円)
を食べてました。
200円を切る激安価格で、このボリュームと美味しさ。普通の焼きそばより少しピリっとしてて、味付けは少し濃いめ。
コスパ高めです。
さすが北海道。
昼ごはんを食べてからは、今日のメインイベント中村惇之介VS太田山神社。
最近、太田山神社はテレビでも"参拝するのが日本一キツい神社"ということで紹介され、知名度が上がっています。
なんと!!
本日放送の【月曜から夜更かし】でも、“最も参拝が危険な神社”として取り上げられていたらしいです!
偶然にも程がある、、、
それはさておき、、、
いざ行かん!!!
神社の正面です。
すでに鳥居の奥には敵が待ち構えている…
第一試合
中村惇之介VS超急斜面の階段
最初の敵が姿を現しました。
いきなり強敵。
横から見るとなんとこの角度。
正面から見ると壁に見えるくらい急です。
そして段の幅の狭さ。
幅は靴の半分くらいないです。
はたしてこの神社は参拝させる気があるのか。
初めての敵に面食らった部分はありましたが、
段々と段に慣れてくとへっちゃらになります。
長い長ーーい階段を登り5分間。
ようやく第一試合終了。
記念すべき初勝利。
しかし、喜びも束の間。
第二試合が既に始まっていました。
この階段を登り、
第二試合
中村惇之介VS急な斜面の山道
こんなに急な坂は登山ですらあまりお目にかかれません。
急すぎて、途中なんども足を滑らせます。
歩いても歩いてもゴールにはたどり着きません。
何度も来たことを後悔しました。
心の中の悪魔『なぜここまでして参拝したいんだ。』
『こんなことしなくたって日本一周出来るじゃないか。』
自分『ならここで下山しちゃおうかな、、』
弱気になりました。
本気で下山を考えた時にふと頭をよぎったミスチルの歌の歌詞。
『高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんなー』
そうだ!
この山道を越えた後に待っている絶景のために、登っているんだ!
辛い思いをするからこそ、より一層絶景が絶景になるはず。
そう信じて約1時間。
ノンストップで登り続けました。
苦戦を強いられましたが、第二試合も勝利。
正直ここで終わりかと思いましたが、
日本一過酷な神社。
最後の試練が待っていました。
この今にも落ちそうな吊り橋を渡った先には…
最終試合
中村惇之介VS崖とチェーン
崖にチェーンが降りているだけです。
命綱無しでこれを登らなければいけません。
最後の最後にとんでもない強敵が僕を待っていました。
登山のせいで足ガクガク。
無駄にしてしまった重装備で汗ダラダラ。
もうキツいって、、、、
しかし、ここで諦めたらそこで試合終了。
目の前にある高い壁を乗り越えた先には何かがあるはず!!
歯を食いしばれ中村!!
あとちょっとだ!
登りきったぞーーー!!!!!!!
お堂に着きました。
そして振り返ると、
この写真じゃ良さが伝わりにくいですが、とにかく絶景。
全てが報われました。
ミスチルが言ってる言葉は嘘じゃなかった。
気持ち良かったなあ。
本当はここで寝たいくらい疲れてましたが、
降りなきゃいけないので、
仕方なく下山。
ただ、登りを経験したら下山は楽勝でした。
あっという間に下まで降りて
無事参拝終了。
中村惇之介の大勝利にて終わりました。
この後は、宿がある長万部まで行きました。
ここには格安のライダーハウスがあることを知ってたので、そこに泊まることに。
幸い相部屋用のだだっ広い部屋に僕一人しかいなかったので、とてもゆっくり出来ました。
いやー本当に疲れた。
お疲れ様自分。
今日はぐっすり眠れそうです。
ではでは